数学に「無地ノート」を使うことをオススメする三つの理由!ノートの取り方⑦
ノートにはたくさんの種類がありますが、勉強する科目ごとにノートを使い分けると、驚くほどほど学習がしやすくなり、勉強を効率的にすることができるようになります。
今回は、数学に使用するノートついて考えてみましょう。
数学の学習をする時に使うノートは、「横罫線ノート」ではなく「無地ノート」(罫線が引かれていない白紙のノート)をおすすめします。
絶対に、間違いなく、目に見えて、数学の学習がしやすくなり、効率的な勉強をすることができるようになります。
数学に「無地ノート」を使うことをオススメする理由は、三つあります。
それでは、順番に見ていきましょう。
数学は数字だけではなく記号やグラフや表や図形なども書かなければいけない!
一つ目の理由は、
数学は、数字だけではなく記号やグラフや表や図形なども書かなければいけないからです。
記号は、縦に長いものがあり、その場合は罫線の上や下にはみ出してしまいます。罫線からはみ出すってことが、ちょっと気になりませんか?
グラフは、X軸とY軸を引いた場合、片側(Y軸上)だけに罫線によるメモリ線が引かれているという不自然な状態のグラフが出来上がってしまいます。ちょっと気になりませんか?
表を書く場合は、横線を書くときは罫線をガイドラインにすることでキレイに書けますが、それに対して縦線の方は真っすぐに書くことはできないので、横線と縦線がアンバランスな表になってしまいます。これも、ちょっと気になりませんか?
図形を書く場合も、横方向の線は揃っていても、縦方向の線が揃っていない、アンバランスな図形になってしまいます。やっぱりこれも、気になりませんか?
グラフにしても表にしても図形にしても、ガイドラインを頼りにしてキレイに書きたければ「方眼ノート」を使うという手がありますが、そうすると今度は逆に、縦横の罫線が邪魔になって数字が書きにくくなってしまいます。
数学の学習をする時に罫線ノートを使うと分数が書きにくくなる!
二つ目の理由は、
数学は、分数を書くときがあるからです。
罫線ノートを使うと、その罫線が邪魔になって分数が書きにくくなるのです。
分数を1行内に書こうとしても、2行にわたって書こうとしても、分数自体の横線がノートの罫線とごっちゃになり紛らわしくなって書きにくいのです。
更に、分数の分子や分母がまた分子になったら、もう罫線が気になって邪魔になってややこしくなって書きにくくなります。
試験の時に配布される計算用紙や解答用紙には罫線が引かれていない!
三つ目の理由は、
試験のときに使用する計算用紙や解答用紙には罫線がないからです。
高校入試や大学入試で数学の問題を解くとき、渡される計算用紙や解答用紙には罫線が引かれていません。
中間や期末の定期試験の時も、基本的には計算用紙や解答用紙に罫線は引かれてないと思います。
真っ白な無地の用紙に計算式や図やグラフを書いて答えを出さなければいけないのです。
だったら、普段から無地のノートを使用して慣れておいた方がよくありませんか?
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以上、三つの理由から、数学の学習をする時には「無地のノート」を使ってみることをオススメいたします。
最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。
慣れてしまえば、数学の学習がやりやすくなります。
そして、試験を受けた時には、スムーズに解答することができるようになっていることに驚くでしょう。
さっそく、「無地ノート」を使ってみてはいかがでしょう。
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