現代文の「授業ノート」と「試験対策ノート」の効果的な書き方!ノートの取り方⑤
前回は、国語のノートの使い方として、横罫線ノートを横にして縦罫線ノートとして使うのが一般的だということと、
現代文と古典(古文や漢文)とでは、使用する罫線ノートの罫線幅を変える方が文字が書きやすくなるというお話をしましたが、
今回は、現代文の授業を受けるときのノートの取り方と試験対策のためのノートの書き方ついて、具体的に見ていきたいと思います。
現代文の「授業ノート」は半分に折ったページの上側に板書事項を書く!
まず、現代文のノートの使い方ですが、ページを半分に折った横罫線ノートを横にして、上下に分けて使います。
では、授業を受けるときに書く「授業ノート」の具体的な書き方について見ていきましょう。
まず、ノートの上側には、先生が板書した事項をそのまま書き写します。
そして、ノートの下側には、先生が話した解説内容と補足説明を書きます。
ここで気をつけることがあります。それは、先生の話は全部書き留めるということです。
雑談も含めて、重要ではないと思える話でも全部書き留めるのです。重要ではないと思われる雑談めいた話の中に意外と大事な知識が隠れていることがあるからです。
更に、ノートの下側には、自分で気づいたことや疑問に思ったことも書いておくと良いと思います。
ノートを取っている時に疑問に思ったことは、後でノートを読み返す時に調べてみることで解決することができるでしょう。もちろん、その時調べたことはノートの下側の余白に書き加えておきます。
そうすることで、授業の内容がより深く理解できるようになります。
現代文の「試験対策ノート」は教科書に出てくる語句と漢字をまとめる!
では、中間や期末の試験のための「試験対策ノート」は、現代文の場合、何をどう書けばいいのでしょうか?
基本的に、中間や期末の試験対策としては、現代文の「試験対策ノート」は作る必要はありません。
授業中に書いた「授業ノート」が同時に「試験対策ノート」になるからです。「授業ノート」を読み返すだけで試験対策は十分です。
それでも、あえて「試験対策ノート」を作りたいのであれば、教科書に出てくる語句や漢字の意味を調べてまとめておくのは役に立つと思います。
その場合は、横罫線ノートのページを半分に折り、
ノートの上側に、意味がイマイチよくわからない語句や、意味があいまいな漢字や熟語を書きます。
そして、ノートの下側に、それらの語句・漢字・熟語の意味を、辞書で調べて書いておくのです。
中間や期末の試験の前にこの「試験対策ノート」を見て再確認しておけば、重要な語句や漢字・熟語に関しては準備OK!というわけです。
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以上のように、現代文は、「授業ノート」を取ることで同時に「試験対策ノート」を兼ねることになりますから、
授業中は先生の板書事項と解説内容をしっかりとノートに書き取ることが大事になってきます。
ということですから、やっぱり授業は真剣に受けるに越したことはありません。授業中は集中して先生の話を聞き、全てをノートに書き取ってしまいましょう。
それでは、「授業ノート」、完璧を目指して頑張って書き取ってください!
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次回記事:古典(古文・漢文)の「授業ノート」と「試験対策ノート」の書き方!ノートの取り方⑥
前回記事:国語用の罫線ノートの選び方!現代文と古典では罫線幅が違います!ノートの取り方④
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