罫線ノートを使うメリットとは?横罫線ノートとそれ以外の罫線ノート!ノートの取り方②
勉強する科目ごとにノートを使い分けると、びっくりするほど学習効果が上がるということはご存知でしたか?
科目ごとに最適のノートを選んで使うと、学校での授業内容が予想以上に記入しやすくなったり、自宅での予習や復習のまとめが思いのほかはかどったりします。
では一体、ノートをどのように使い分ければそうなるのでしょうか?
そもそもノートにはたくさんの種類があって、罫線の有無で分類すると、罫線が引かれていない無地ノートと、罫線が引いてある罫線ノートに分けることができます。
前回は無地ノートついて見ましたので、今回は、罫線ノートに焦点を当てて、その特徴およびメリットとデメリットについて考えてみましょう。
罫線ノートを使うメリットと罫線の幅によるノートの種類分けとは?
罫線ノートは、罫線が引かれているのでその罫線に沿って書いていくことで、文字をキレイに揃えて書くことができます。
キレイに揃えて書かれた文章は、後で読み返す時に見やすく分かりやすいので、これが罫線ノートを使うメリットであると言えるでしょう。
ところで、罫線ノートは、横罫線ノートと縦罫線ノートとがありますが、最も多く使われているのは横罫線ノートの方です。
その横罫線ノートは、罫線の幅によって異なった名前が付けられています。では、どういう名前が付けられているのでしょうか?
まずは、定番とも言える罫線幅のノートから見ていきましょう。一般的に使われているのはA罫(エイけい)とB罫(ビーけい)ですが、C罫(シーけい)という罫線幅のノートもあります。
A罫・・・罫線の幅が7mmで、普通横罫(ふつうよこけい)とも呼ばれています。大きい字を書く人には書きやすく、後で書き込みをする時にもスペースに余裕があるので使いやすいですね。メモ用にも適しています。
B罫・・・罫線の幅が6mmで、中横罫(ちゅうよこけい)とも呼ばれています。小さい字を書く人はこちらの方がいいでしょう。細い芯のシャープペンや細いペン先の万年筆を使う人、そして1行ずつスペースをあけて書く人もこの罫線の幅のノートが適していると思います。
C罫・・・罫線の幅が5mmで、細横罫(ほそよこけい)とも呼ばれています。この幅ですと文字を書くというよりは、表やグラフを書く時に使うのに向いていると言えるでしょう。
もっと大きい幅の横罫線ノートやドット罫があるって知ってました?どういう時に使うのかな?
ところで、横罫線ノートの罫線の幅にはもっと大きい幅のノートがあります。
普段、文房具店では見かけることは少なく、大きな文房具店か文房具の専門店でしか置いてはいないと思いますが、実はあるんです。もっと広い幅のノートが!
それがU罫(ユーけい)とUL罫(ユーエルけい)と呼ばれているノートです。
U罫・・・罫線の幅が8mmで、太横罫(ふとよこけい)とも言います。幅が広い分、見出しも書きやすくてノートがまとまりやすくなります。
UL罫・・・罫線の幅が10mmすなわち1cmで、極太横罫(ごくぶとよこけい)とも言います。はじめて横罫線ノートを使う小学生にとっては、大きな文字でもゆったり無理なく書けるので使いやすいと言えるでしょう。
罫線ノートには横罫線ノート以外にもいろいろな種類のノートがあります!
ところで罫線ノートには、横罫線ノートに対して、罫線が縦に引かれた縦罫線ノートというのもあります。文字を縦書きに書く場合に使われるノートですね。
更に、罫線が横だけではなく縦にも引かれている方眼ノートというのもあります。図や表を描くときにはとても便利ですね。
その他にも、細い4本の横罫線が引かれている英語ノート、細い5本の横罫線(五線譜)が引かれている音楽ノート、縦と横の罫線でマスが縦20マス×横10行引かれている原稿ノートなどがあります。
・・・
以上のように、いろいろな種類があるノートですが、次回からは、これらのノートを、勉強する科目ごとにどう使い分ければいいのかについて考えてみたいと思います。
・・・
次回記事:ノートはページを半分に折って左右を使い分けると学習効果が上がる!ノートの取り方③
前回記事:無地ノートのメリットとデメリット!向いている人と向いていない人!ノートの取り方①
「ノートの取り方」のカテゴリーへ