無地ノートのメリットとデメリット!向いている人と向いていない人!ノートの取り方①
ノートにはいろいろな種類がありますが、皆さんはどのようなノートを使っていますか?
基本的にノートは、罫線が引かれていない無地(むじ)ノートと、罫線が引いてある罫線(けいせん)ノートに分けることができるのですが、
罫線ノート自体も、引いてある罫線の種類によって多くの種類に分類することができます。
そして、たくさんの種類があるこれらのノートを、勉強する科目ごとに使い分けると、びっくりするほど学習内容を記入しやすくなったりするのですが、
一体、どのように使い分ければそうなるのでしょうか?
それを理解するためには、科目別にノートを使い分けるための前提として、様々なノートの種類について一通り見ておく必要があります。
今回は、無地ノートに焦点を絞って、そのメリットとデメリットについて考えてみましょう。
無地ノートは文章が真っすぐに書けないだけでなく時間も無駄にします!
罫線が全く引かれていない無地ノートは、何の目印も書かれていない白紙のノートです。
ガイドラインとなる罫線が引かれていませんから、書こうとするとき、どこから書き始めればいいのか一瞬考えてしまいます。ほんのちょっとの時間ですが、よく考えてみるとそれって無駄な時間ですよね。
また、文字を書いていくにしたがってどんどん曲がっていって右肩上がりの文章になってしまったり、途中で軌道を修正しようとして上下に波を打った文章になってしまったりします。
したがって、文章を真っすぐに書きたい人にとってはあまり向いているとは言えないノートといえます。
無地ノートはどこからでもどのようにでも自由に書くことができます!
しかし、無地ノートは「どこから書き始めていいのか分からない」ということは、逆に考えてみると「どこから書き始めてもいい」ということですよね。
書きはじめの位置だけではなく、文字の大きさも、行と行の間隔も、全て自由に書いていいということですよね。
したがって、どこからでも、どのようにでも、自由に書き込むことができるので、「自由人」にとっては最適のノートです。
罫線を気にすることなく、すなわち罫線に煩わされることなく、自由に図やイラストを描くことができます。
また、マインドマップ(中心にテーマを書いてそこから思い浮かんだ言葉や絵を放射状に書き込んでいく思考や発想の整理法)を描くのにも無地ノートは適していると言えます。
更には、ブレインダンプ(テーマを決めてそれに関して頭に浮かんだことを短時間で一気に吐き出す作業)をする時もできれば無地ノートを使う方が良いでしょう。
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以上が、無地ノートに関する考察ですが、では一体、この無地ノート!どの科目に向いているのでしょうか?
それについては、次回以降の記事で説明することにいたします。
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次回記事:罫線ノートを使うメリットとは?横罫線ノートとそれ以外の罫線ノート!ノートの取り方②
前回記事:入試問題が常に過去の問題の焼き直しになってしまう本当の理由とは?受験勉強⑥
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