志望校の過去の入試問題を解く時期はいつが一番効率的なの?受験勉強③

中学受験、高校受験、大学受験のいずれの場合でも、志望校の過去の出題問題は、受験する前までに少なくとも一回は解いておく必要があります。

問題は、いつ解いたらいいのか、ということです。

受験勉強を始めるときに解いた方がいいのか、それとも一通り出題範囲の勉強が終わってから解いた方がいいのか?

または、夏休みに一気に解いてしまうのがいいのか、受験勉強を進めながら少しずつ解いていくのがいいのか?

一体、いつ解けば、志望校に合格するために一番効果的なのでしょうか?

志望校の過去の出題問題を解くことには四つの意味があります!

志望校の過去問はいつ解いたらいいのか、それを理解するためには、

そもそも何のために志望校の過去問を解くのか、ということを考えてみる必要があります。

過去の入試問題を解くことには次の四つの目的があります。

第一は、志望校の入試問題を、今の自分の学力で解いてみたら何点位取れるのかを知るためです。

塾や予備校が作った想定問題よりは、実際に志望校で出題された問題で試す方が、現在の自分の実力を正確に把握できるからです。

 

第二は、入試問題を解くときの時間配分や問題を解く順番を決める訓練をするためです。

志望校の本番の入試は一回限りです。その時、問題ごとにかける時間をどう配分すればいいのか、どの順番に問題を解けば一番効率的に点数が取れるようになるのか、

それを即座に決めることができるように、実際に出題された問題でトレーニングするのです。

 

第三は、志望校の入試問題の出題範囲を把握するためです。

入試に出る問題は、中学入試なら小学校の学習範囲から、高校入試なら中学校の学習範囲から、大学入試なら高校の学習範囲から、それぞれ問題が出題されます。

その対策としては、教科書の内容を完璧に理解しておく必要があるのですが、実は教科書に載っている内容であっても出題されない学習事項もあるのです。

そうです。入試の問題として出題し難い学習事項は出題されないのです。

入試の問題としては、答えが正しいか間違っているか、つまり答えの正誤が客観的に判断できるような出題の仕方をしなければなりません。

しかも、答えの採点を短時間で行うことができるような問題の出し方をしなければなりません。

そのため、入試の問題として出題される学習事項がある程度は限定されてくるのです。

その限定された出題範囲を知ることができるのが、過去の入試問題なのです。

 

第四は、志望校の出題形式を把握するためです。

入学試験の問題は教科書の内容を理解しておかないと解くことができません。

しかし、教科書の内容を完璧に理解したとしても、実際には解くことが難しいという問題も出題されるのです。

教科書には載っていない形式で出題される問題がそうです。

特にいわゆる難関校の場合は、教科書には載っていないかなり難しいパターンの問題が出ることがあります。

どのような形式で問題が出題されるのかを知ることができるのが過去の入試問題なのです。

志望校の過去の入試問題は受験勉強を始めるときに解く方が最も効率的です

以上、志望校の過去の出題問題を解く四つの意味を踏まえた上で考えた場合、

志望校に合格するための受験勉強の方法としては、受験勉強をスタートする時に先ず過去の入試問題を一気に解いてしまう、というやり方が、最も効果的で最も効率的なやり方だということになります。

受験勉強を始めるスタートの時点で、志望校の出題形式と出題範囲を把握しておくことが、その後の受験勉強を効率的に進めることができるからです。

だって

ここはこういう形式で出題されるんだろうな、とか

ここはほとんど出題されないところだな、とか

ここは過去に何度も出題されている重要な箇所だな、とかが

勉強を進めながら、分かってしまうんです。

これって、めちゃめちゃ効率的で、合理的で、能率的で、機能的で、効果的で、実用的で、合格への早道で、有利な勉強方法でしょう?

だから、志望校の過去の入試問題は、受験勉強を始めるときに一気に解いてしまいましょう。

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